2011年4月24日日曜日

1日限定のカフェイベント「Michi-Kusa vol.1」5/29(日)開催しました!

日曜日の午後、急ぎ足をやめて、てくてく道草をしながら、
ゆったりと自分と向き合う、特別な一日を過ごしませんか?

1日限定のカフェイベント
「Michi-Kusa vol.1」



写真提供:フルタヨウスケ(A.N.P.)

開催日時:2011年5月29日(日)14:00~17:00(受付は13:45~)
        会場:「かどべや」 横浜市中区石川町5-209-3 1階
       (JR石川町駅から徒歩8分)
   会費:2,500円(マクロビスイーツ、ドリンク付)
   ※全席自由席となります。ヨガスタジオのような床はフローリングで、
   座布団をご用意しています。軽くストレッチをしますので、
     動きやすい服装と裸足になれる足元でお越しください。

イベント内容:
①自分を癒す、隣の人を癒すワークショップ(セラピスト 角舞子)
・温もりを感じて元気になる、ストレッチング&タッチング
  (マットなしでできる体軸を整えるヨガ、内臓に溜った負の感情を浄化する
    セルフマッサージ&大切な人を癒すタッチングを行います)

・食生活を見直して、地震や放射能に負けない体づくり
    (原爆直下から生還した先人の知恵。
    放射能に負けない食生活とは?
    マクロビの陰陽を知って、からだの不調を解決!
    マクロビは解毒力が違う!毒をためないからだづくり。
    ぶれないからだと心。自分の中心軸を養うマクロビ食生活
    ・・・といったお話をします)

②3.11あの時どうしてた?トークショー&カフェタイム
・震災の体験談をシェアして、自分の土台を再点検!
       
③心の浄化に役立つポエトリーリーディング(ことのは山房)
・谷川俊太郎の詩をオリジナル映像とピアノにのせて
(「沈黙」「魂のいちばんおいしいところ」「今日」「二十億光年の孤独」「生きる」「帰郷」の6篇を映像作家 フルタヨウスケのオリジナル映像とジャズピアノ曲にのせてポエトリーリーディングします)




       
   

「Michi-Kusa vol.1」のゲスト、クリエイターのご紹介

カフェイベント「Michi-Kusa vol.1」のゲスト、クリエイターの
プロフィールをご紹介させていただきます。



ゲスト:ワークショップ担当

鎌倉在住。英国IFA認定アロマセラピスト。
メディカルハーブコーディネーター。
マクロビオティックリマクッキングスクール師範科卒。
ヨガ歴8年。ありのままを好きになることをテーマに、
トリートメントやワークショップなどの活動を行っている。


イベント主催者、運営、広報、司会進行、テーブルコーディネイト担当:
芦原 陽子(あしはら ようこ)

Web媒体を中心にフリーランスのライターとして活動。
(屋号は、ことのは山房)カフェイベントの企画やトークショーの
出演、音楽や映像にのせて朗読やポエトリーリーディングなどの
パフォーマンスも行う。


イベント共同主催者、コーディネーター、デザイン、音楽担当:

WEBなどのデザインの仕事をしています。
(屋号は、うさぎとかめデザイン室)
過去には、Doo Wopグループで歌ったり、ソロで歌ったり
音楽とお菓子と絵本で小旅行するような
夢見がちなイベント「Pajama note(パジャマの音)」を
主宰したりしていました。


ことのは山房がポエトリーリーディングをする際の
オリジナル映像制作担当:

アートディレクター、映像作家
企業広告・ファッション広告等のデザイン会社を経て1998年フリー。
(屋号は、A NEW PERPECTIVE )映画・ファッションなどのビジュアル
制作の他、映像、企画展のディレクションなども手がける。

2011年4月18日月曜日

放射能をばらまかれても、大人は冷静沈着でいなければいけないのか?

自分の子どもの頃を思いだすと、悔しいことや納得がいかない
ことがあると、近所の目も気にせず路上でワンワン泣き叫んでいた。

お店の前でジタンダを踏んで親を困らせることだってあったし、
どうしても譲れないことや嫌だと思ったことには、
小さいながらも体いっぱい、腹から声をふりしぼるようにして
必死で大人の一方的な主張に対して抵抗していたと思う。

それなのに、大人になるにつれそういったストレートな
感情表現は「大人げない」という言葉で一掃され、
怒るとか泣くとか叫ぶといったことは、いつの間にかみっともない
こととしてフタをされ、なかったことにされてしまうから不思議だ。

高ぶる感情を抑えて、理性的にふるまうことが
もはや当たり前のように思い込まされている現代の大人達。
私達は空気を読んで、いつも冷静沈着でいなければいけないのだろうか?
はなはだ疑問である。

福島第一原発の事故にまつわる、テレビのニュース番組で
連日のように繰り返し流れてくる「ただちに影響はありません」
という冷静沈着な大人のが語るあのフレーズ。
あれを聞かされるたびに、私はあまりの空々しさに背筋が寒くなるのだ。


こんなに放射能をばらまかれているのに、誰がそんなことを信じられるか。
国民をバカにするのもいい加減にしろ!という怒りもフツフツとわいてくる。


そんな中、私がまだ希望を持てたのがネット上などで活躍していた
原子力の研究者やチェルノブイリの原発事故を経験した医師など
による生身の体から出た人間味のある言葉の数々だった。

彼らは学者的立場から理論的に冷静に、原発事故の詳細を
一般市民の目線までさがってわかりやすく説明するのはもちろん、
政府や報道関係者の間違った情報公開のあり方や
誤解をまねく表現に対して、恐れず真っ向から異を唱えていた。

それだけではなく「憤りを感じる」「こんなバカげたことがあってはならない」
「子どもたちがかわいそう」だと、自分の個人的な感情を抑え込まずに、
きちんと言葉にして表現してくれたのだ。

先日目にした元原発技術者の菊地洋一さんが浜岡原発の
即時停止を必死の思いで求める言葉にも胸をうたれた。

私は直下型地震でこれから起こりうる、原発事故の恐ろしさに
氷つくと同時に、とてもじゃないけれど冷静な心ではいられなかった。
なんとかしたいとジタンダを踏み、泣き叫びたい気持ちになった。


人の命にかかわることや、一歩も譲れない大事な場面では、
やはり感情表現は避けては通れないと思う。


それをずっと面倒くさがってずっとクールに避け続けてきたことが、
今という現実にツケになって目の前にあふれているのではないだろうか?
大人はもうどこにも逃げられない。

専門的なことはわからなくても、そんなに問題じゃないと思う。
嫌なことは嫌だと言い、怖いことは怖いと言い、おかしいことはおかしいと言う。
理論的にうまく理由を説明できなくてもいいから、
まず直感的にどう思うか、どう感じるか?
それを一人ひとりが瞬時に自分の言葉で堂々と表現していかないと、
もう間に合わないのだ。いろんな意見があっていいと思うし、
誰かの言葉を否定している暇もない。


とにかく「冷静沈着=思考停止」になってはいけないのは確かだろう。




2011年4月9日土曜日

自粛は不自然

3月11日に起きた東日本大震災からもうすぐ1ヶ月。
季節は巡って喜びの季節、春がやって来ましたね。
関東では桜が咲き、私もつい先日母とお花見をしてきました。
明日もお友達と地元でお花見をする予定です。

世の中は自粛ムードで、イベントやお祝い事が中止になったり
しているそうですが、なんだかなーーーという感じですね。
空気を読んでいるようで、まったく読めていないぜ!
というのが私の答えです。


つまり・・・自粛は不自然ということ。


だって、周りの自然を見渡してみれば答えは一目瞭然です。
桜が自粛して、今年は5分咲きで止まっておこうぜ、
なんてことありますか?
新芽が自粛して、今年は土の中に引っ込んどこうぜ、
なんてことありますか?


答えはノーですよね!


季節はずれに雪だって降るし、せっかく桜が満開になっても
雨は降り、容赦なく突風も吹くわけです。

自然は、まったく空気を読まない。
無邪気で、恐ろしくて、美しいから、
人間に生きる勇気や喜びをくれるのです。

最近、大きめの余震が多いですよね。
私も揺れるたびに、怖くてビクビクしています。
この余震の揺れにもやっぱり意味があると思っていて、

「あんたたち、そんな生き方でいいの?」
と、自然は私達に揺さぶりをかけていると思います。


来年も桜を見ることができるか?


そんなことすらイエスと言えない。確かではないのです。
生きていないかもしれないし、日本にいないかもしれないし、
本当に確かなものなどないのです。

だから、今楽しめることはどんどん楽しむということが、
本当に大切になってきていると思います。
もちろん、地球や自然に負担をかけすぎないように
節度を守って楽しむことは大事ですよ!


なにもドンチャン騒ぎをやれと言っているわけではないので(笑)
それは単なるバカです。


桜のピンクはほんとにやわらかくて美しいな~と
うっとりしまくりの今日この頃。
皆さんも自粛などせず、一年に一度の春を楽しんで
明日への栄喜をやしなってくださいね!

沈んだ顔をして、家の中に閉じこもっていても誰のためにもなりません。
そんなこと被災地の人だって望んでいないし、自然だって望んでいませんよ。