2016年2月18日木曜日

一年に一度のモテモテの日


夫の仕事先から、毎年バレンタイデーの頃にうれしい小包が届く。袋の中には、女性陣3人から贈られた甘いスイーツが入っている。パッケージもかわいらしく、「今年は何だろう? 」 と、いつも開ける前からワクワクしてしまう。

チョコレートをあげる側だった私も、夫のおかげで受け取る側の楽しみを知ってしまったのだ。年に一度のモテモテの日、家族は浮足立つ。今年はなんと息子の分まで入っていた!

毎年手作りチョコレートを作り続けているある女性は、お菓子作りはプロ級の腕前で、ホワイト、抹茶、ストロベリー、ラムレーズンなど何種類ものひとくちチョコレートを作り、オリジナルの美しいラベルで飾ったチョコレートをプレゼントしてくれるのだ。

私が妊娠・授乳中の頃には、お酒なしのものを別に用意してくれ、「そんな心遣いまでしてくれるなんて! 」と感激していたのだが、今年はなんと息子用にミルクたっぷりのチョコレートが用意されていたのだった。
息子は、私たち夫婦が珈琲とともに食べているピーナツチョコレートの包み紙を、いつも憧れの目で見ては、匂いをかいでチョコというものの余韻を味わっていただけで、まだ一度も食べたことがなかった。
チョコレートデビューするなら、手作りチョコがいいだろうということで、息子に大人への階段を一歩のぼらせてみることにした。真面目な顔で、ひとかけらずつ手でつまむと、おちょぼぐちで味わい、鼻をふくらませつつ、未知の味を堪能した様子だった。一日一粒ずつ、という特別なお菓子である。









2016年2月16日火曜日

1歳11ヵ月の「電車男」を夢中にさせるもの

横浜市の磯子区に、「横浜市電保存館」というところがある。電車やバスが好きな子どもたちにとっては、“聖地”といってもいいだろう。

わが家のある、山手からは市営バスに乗って「市電保存館前」で降りればすぐなので、夏の暑い時期など外遊びができない時などによく息子を連れて遊びに行っていた。大人100円、未就学児は無料という入館料の安さもすばらしい。

先日、夫の誕生日の日に、久しぶりに「市電保存館」へ家族ででかけた。

館内には明治から昭和にかけて約70年間、横浜の街を実際に走っていた、市電が展示されており、運転席や座席に座って、遊ぶことができる。
見どころは、日本最大級のOゲージ、HOゲージ・Nゲージの3種類のジオラマ。みなとみらいのランドマークや観覧車のある横浜の街が再現されており、その中を電車や汽車、新旧の新幹線が走る運転ショーを見ることができる。地上には、バスや市電も走っている。特に電車好きではなかった私も、気が付くと「しんかんせんだー! 」などと指を差して大きな声を上げている。私が小学生の頃、毎年夏休みに乗っていた、寝台特急ブルートレインにもお目にかかれるのが懐かしくうれしい。
窓明かりの入ってくる明るい館内なので、小さい子どもでも怖がらずに楽しめると思う。広さも1階のみのワンフロアーなので、疲れないでちょうどいいのだ。休憩スペースには、お菓子やアイスクリーム、軽食などの自販機もあり、テーブル席でゆっくり休むことができる。「市電保存館前」のバス停近くには、コンビニエンスストアもあるので、そこでお昼ご飯や飲み物を買って、館内で食べている親子もよく見かける。

来月は、いよいよ息子の2歳の誕生日。「プレゼント何にしようかね? 」と夫と話していると、息子は、「おべんとうもってー、しんかんせん、みにいくー! 」などと言っている。品川あたりのホームにでも行き、新幹線を見させてあげようかと検討中である。

そんな息子が最近はまって夢中で見ている動画は、昨年の夏走ったという、大井川鉄道の機関車トーマス。緑深い田舎道を汽笛を鳴らして走っていく様子は、大人が見ていても楽しい。




2016年2月15日月曜日

タイ代表パクチー VS 日本代表ふきのとう

タイ料理を習っているお友達が引っ越しをして、新居での食事会を企画してくれた。招かれたのはパクチー好きな女子2名と1歳11ヵ月の息子。

タイ料理を外に食べに行きたいけれど、辛いものなどが多く、なかなか息子が食べられそうなものがないし、店で大騒ぎされても困るので、なかなか食べられないでいた。

お友達が用意してくれたタイ料理のメインは、ココナッツを使ったマイルドでさらっとしたチキンカレー。ジャガイモも入っていた。春雨のサラダ「ヤムウンセン」は、鶏ひき肉や海老が入っていて、パクチーもたっぷりで春らしい華やかさだ。


息子はレトルトのシチューを持っていき、ごはんの上にかけて食べた。ゆでたジャガイモもわけてもらい、ミニトマトやチーズなどをつまむ。

それを食べ終わると、息子はおもむろに目の前にあった丸い揚げ春巻きに手を伸ばした。「えっ、食べるの? 」と聞くと、うんうんとうなずく。

中身は豚挽き肉と細かく刻んだしいたけとパクチーのくきだという。コショウも入れているそうだが、あっさりとした薄味。パクチーの香りがするが大丈夫かな? という私の心配はよそに、息子は5枚くらい一気にたいらげてしまった。パリパリとした春巻きの皮の香ばしさが、どうやらクセになった様子。もちろん私の手も止まらなかった。
嵐のバレンタインが去ったわが家の庭を探検してみると、暖かい陽気に誘われて、梅の花が一気に開花した。この家に住んだ4年間の中で一番花付きがよかった。

地面には、ふきのとうが顔を出しはじめていた。花が開いてしまうとあまりおいしくないので、つぼみのものを4ついただいた。

毎年恒例のふきのとうの天ぷらにして、お蕎麦といっしょに食べる予定。パクチーは大丈夫だった息子だが、さすがにふきのとうデビューは早い気がするのでおあずけ。ママとパパとでいただくことにする。息子も食べられるように、揚げワンタンも作るつもりだ。

タイのパクチーも、日本のふきのとうも、香りが強いせいか好き嫌いが分かれるが、私はどちらも大好き。これを食べると、大地のパワーが身体をかけ抜けるようで、不思議と元気がわいてくるのだ。



2016年2月14日日曜日

嵐のバレンタインに完成した、4年越しのレゴ

今年のバレンタインは、朝から雨と強風が吹き荒れるすごい天気だ。夫は、空模様を気にしながらも、なんとか仕事へ出かけた。

私と息子は、前日お友達の家まで遠征していたので、ちょっと疲れモードでゆっくり起き出した。

世の中はバレンタインだというが、特にチョコレートは買っていない。最近はまって作っているスコーンを、チョコチップ入りで焼いてみたが、夫は興味がないようなので、私がもっぱら食べている。
私は、4年前の結婚のお祝いにお友達からいただいた「レゴ」のことを思い出した。そうだ、今日作ってみよう!

立体的なものを組み立てることが大の苦手な私は、「レゴ」があまり好きになれず放置していた。でも、ウェディングとハートモチーフのレゴには、女心をくすぐられ、ちょっと組み立ててみたい気持ちにさせられたのだ。

途中でパーツを息子に奪われ、ケンカしながらも、説明書を見ながら組み立ててみると、意外とすぐに完成した。対象年齢を見ると6歳となっていたので、私にも、まぁそれくらいの脳はあったということだろう。

ブーケをもった花嫁人形のレゴに、キラキラのついたベールと冠を挿していると、4年前の結婚パーティーを思い出す。新郎のレゴは、タキシード姿にハットをかぶっており、手には乾杯のグラスを持っている。

ちなみに新婦のかつらは、好きなものが選べる。ダークブラウン、ブラウン、ブロンドの3種類もあるのには驚いた。さすが、世界を相手にするレゴだ。多人種への配慮なのだろう。私は日本人ということで、ダークブラウンを選んだ。

ハートにも、ウェディングレゴにも、土台がついているので、飾って楽しむことができる。ちょっと特別感のあるレゴは、贈り物として喜ばれそうだ。

4年越しのレゴ完成を祝福するかのように、窓をのぞくと太陽が顔を出していた。