雨や雪などの天気が悪い日の子連れのお出かけは、一苦労だ。
普段はベビーカーで出かけているが、久しぶりに抱っこ紐を使って出かけた。1歳10ヵ月の息子は、12キロくらいある(1歳半検診以降計っていないので、おおよそ)。生まれた時が3キロちょっとだから、4倍になっているのだ。どうりで重いはずだ。
エルゴの抱っこ紐は、肩にに食い込み腰にかかる負担もかなり増している。背中には、リュックを背負う。息子の着替えやオムツ、昼ご飯やおやつ、二人分の水やお茶も入っている。前後から重さが容赦なく襲ってくる。
コートを羽織り、傘をさして歩いていると、この寒さの中でも汗ばむくらいだ。家のまわりは坂道が多いので、息子を抱っこし上っていると登山をしているような気分だ。
そんな苦行の中、ふと息子の顔をのぞいてみると、妙にうれしそうな顔をしている。抱っこされて暖かいせいか、ときどきうとうと寝ている。私の心音を聞くと安心するのだろう、耳を胸につけていつの間にかすやすや眠る。
こんな姿を見ていると、赤ちゃん時代にタイムスリップしたかのようなうっとりした気分になる。
「あっという間に、抱っこなんかさせてもらえなくなるよ、今のうちだよ! 」という、先輩ママの言葉を思い出す。そう、今のうちだ。
最近の息子は、甘えん坊が加速して「ママ、ガッコー(抱っこ)、ギューッて!」と言って、毎晩私にくっついて眠らないと気が済まない。私が隣に寝ているだけではダメで、後ろ向きで抱きしめてやらないと、泣き叫んで寝ない。うんざりする。私はなかなか寝返りもうてず、ぐっすり眠れないのだ。
そんな息子の抱っこしてほしい気持ちに寄り添う絵本が、わが家にやってきた。
まだ息子が赤ちゃん時代に図書館で借りて気に入っていた一冊だったのだが、夫が古本屋で見つけてきてくれたのだ。『どうぶつのおかあさん』(福音館書店)に出てくる動物の名前も、今ではもうほとんど言えるようになった。ゾウが出てくるページでは、お気に入りのパオーンちゃん(ゾウのパペット)を抱きしめながら見ている。
私は、この絵本に出てくる動物のお母さんのマネをして、ネコのように首根っこをつまんでみたり、ライオンのようにパクッと頭にかぶりつくマネをしたり、コアラのようにおんぶしてみたりして、息子とじゃれあって遊ぶのが好きだ。
にんげんのおかあさんも、どうぶつのおかあさんも、根本的にはそんなに違いはないようである。
私は、りりしい顔をした絵本のなかのおかあさんの姿に、ページをめくるたびに励まされている。抱っこ紐もベビーカーがなくても、なんとかなる。いざとなれば、この身ひとつさえあれば、子どもを抱きかかえ、おんぶし、安全なところまで命を運ぶことができるのだと。
2016年1月30日土曜日
2016年1月28日木曜日
カンタン過ぎて怖いマフィン
菜種油を使ったカンタンなマフィンレシピがないかなと思い、偶然たどり着いたのが、料理レシピ検索サイトの「クックパッド」で、見つけたリコさんのバナナマフィンのレシピ。
私は、1歳10ヵ月の息子のおやつにしたかったので、砂糖はてんさい糖を使い30gにした。ベーキングパウダーも小さじ1に変更した。黒くなったバナナではなく、黄色いバナナを使うとねっとりした甘さではなく、爽やかな甘さで美味しかった。リコさんの言うように、軽くてもっちりした食感が楽しめた。バナナとてんさい糖だけでもけっこうな甘さがあったので、メープルシロップは大さじ1か、なくてもいいかもしれない。
このレシピの最大の魅力は、ただ書いてある材料順にボールの中で混ぜて、焼くだけという恐ろしいほどにカンタンなレシピだったことだ。これならば、育児の合間にパパッと作ることができる。当然、洗い物も少なくて済むので、やる気がわく。
このレシピを応用して、家にある食材で何か別のマフィンを作ってみようと考えた。
具材は息子の好きな、サツマイモと缶詰のコーンを使った。甘すぎない軽食っぽいマフィンが作りたかったので、塩とコーンミールを加えてみた。コーンミールはスコーンを作る時に使っているもの。
<サツマイモとコーンのレシピ>マフィン型で6個分作れる
●材料
砂糖30g
牛乳120cc
菜種油大さじ2
薄力粉130g
コーンミール(コーングリッツ)30g
塩ひとつまみ
ベーキングパウダー小さじ1
缶詰コーン小さじ5~6
サツマイモ(私は蒸したものを使った)2切れ分を食べやすい大きさの角切りにする。飾り用に少し残しておくとよい。
●上記の材料をボールに順に入れヘラなどを使って混ぜる。具材を入れたら練り過ぎないようにさっと混ぜ合わせる。マフィン型に7分目くらい入れて、飾り用にとっておいたサツマイモを上にのせ、180度で20分程度焼き色がほんのりつく程度に焼く。竹串をさしてみて生地がつかなければ完成。
私は、1歳10ヵ月の息子のおやつにしたかったので、砂糖はてんさい糖を使い30gにした。ベーキングパウダーも小さじ1に変更した。黒くなったバナナではなく、黄色いバナナを使うとねっとりした甘さではなく、爽やかな甘さで美味しかった。リコさんの言うように、軽くてもっちりした食感が楽しめた。バナナとてんさい糖だけでもけっこうな甘さがあったので、メープルシロップは大さじ1か、なくてもいいかもしれない。
このレシピの最大の魅力は、ただ書いてある材料順にボールの中で混ぜて、焼くだけという恐ろしいほどにカンタンなレシピだったことだ。これならば、育児の合間にパパッと作ることができる。当然、洗い物も少なくて済むので、やる気がわく。
このレシピを応用して、家にある食材で何か別のマフィンを作ってみようと考えた。
具材は息子の好きな、サツマイモと缶詰のコーンを使った。甘すぎない軽食っぽいマフィンが作りたかったので、塩とコーンミールを加えてみた。コーンミールはスコーンを作る時に使っているもの。
<サツマイモとコーンのレシピ>マフィン型で6個分作れる
●材料
砂糖30g
牛乳120cc
菜種油大さじ2
薄力粉130g
コーンミール(コーングリッツ)30g
塩ひとつまみ
ベーキングパウダー小さじ1
缶詰コーン小さじ5~6
サツマイモ(私は蒸したものを使った)2切れ分を食べやすい大きさの角切りにする。飾り用に少し残しておくとよい。
●上記の材料をボールに順に入れヘラなどを使って混ぜる。具材を入れたら練り過ぎないようにさっと混ぜ合わせる。マフィン型に7分目くらい入れて、飾り用にとっておいたサツマイモを上にのせ、180度で20分程度焼き色がほんのりつく程度に焼く。竹串をさしてみて生地がつかなければ完成。
2016年1月27日水曜日
あの空を見たかい?
今日は久しぶりに暖かい冬晴れの一日だった。
駅からの帰り道、ランドセルを背負った下校中の小学生が5人ばかり群がっていた。「あれ、何だろうな? 」などと言って、空のほうを指さして騒いでいた。
その指の先を見ると、真っ青な空に白い雲の基地のようなものが見えた。その基地の割れ目を見つけて「おい、これすげーことになるかもしれないぞ! 」と言って興奮している子もいた。
その雲の基地からは、太く大きな白い龍のような雲が私の家のほうまでずーっと長く続いていたのだった。私はそちらのほうに驚いた。
道行く人に、「あの空を見たかい? 」と聞いて歩きたくなるような、見事な空だった。
私は息子に「龍みたいな雲だね」と話しかけながら、ずっと空を見ながらベビーカーを押していた。
子どもたちが、そんな風に、空のことを気にかけ、想像をふくらませて盛り上がっている姿を見て、私はうれしい気持ちになった。スマホやゲームを手にしている時には見られないであろう、晴れ晴れとした無邪気さがそこにはあったからだ。
そういえば、今日の朝、もうひとついいことがあった。
息子と電車に乗っている時に、坊主頭のちょっとぽっちゃりとした高校生の男の子が、息子のことをふんわりとしたやさしい眼差しで、見てくれたのだ。声をかけるわけでもなく、手を振るわけでもなく、ただやさしく見守ってくれていた。もしかしたら、小さな弟さんでもいるのだろうか?
息子はそのお兄ちゃんの視線には気づかずにいたが、私にはじんわりとその男の子のもつ温かさが伝わり、胸がジンと熱くなった。
駅からの帰り道、ランドセルを背負った下校中の小学生が5人ばかり群がっていた。「あれ、何だろうな? 」などと言って、空のほうを指さして騒いでいた。
その指の先を見ると、真っ青な空に白い雲の基地のようなものが見えた。その基地の割れ目を見つけて「おい、これすげーことになるかもしれないぞ! 」と言って興奮している子もいた。
その雲の基地からは、太く大きな白い龍のような雲が私の家のほうまでずーっと長く続いていたのだった。私はそちらのほうに驚いた。
道行く人に、「あの空を見たかい? 」と聞いて歩きたくなるような、見事な空だった。
私は息子に「龍みたいな雲だね」と話しかけながら、ずっと空を見ながらベビーカーを押していた。
子どもたちが、そんな風に、空のことを気にかけ、想像をふくらませて盛り上がっている姿を見て、私はうれしい気持ちになった。スマホやゲームを手にしている時には見られないであろう、晴れ晴れとした無邪気さがそこにはあったからだ。
そういえば、今日の朝、もうひとついいことがあった。
息子と電車に乗っている時に、坊主頭のちょっとぽっちゃりとした高校生の男の子が、息子のことをふんわりとしたやさしい眼差しで、見てくれたのだ。声をかけるわけでもなく、手を振るわけでもなく、ただやさしく見守ってくれていた。もしかしたら、小さな弟さんでもいるのだろうか?
息子はそのお兄ちゃんの視線には気づかずにいたが、私にはじんわりとその男の子のもつ温かさが伝わり、胸がジンと熱くなった。
2016年1月26日火曜日
のりものいっぱい!
男の子という生き物は、誰もしむけたわけでもないのに、なぜか「のりもの」にハマる。電車が通過するときのガタンゴトンという音に、両手を振りあげて興奮し、長く連結した電車の車両がホームに入ってくるのを見ては喜ぶ。バスの降車ボタンをやたらと押したがり、止まっているカッコイイ車にすり寄る・・・・・・数え上げたらきりがないが、「のりもの」には、男の子を惹きつける魔力があるようだ。
友人にもらった柳原良平さんの『のりものいっぱい』という絵本は、そんな息子の心にぴったりとフィットしたのだろう、もう何度読んだかわからないほどだ。
同じ山手に住むご近所の作家でもあった、柳原良平さんの描く「のりもの」は、紙を切り張りしたもので、キョロッとした目がついているのが特徴だ。シンプルながらも色の配色で、それぞれの「のりもの」の要素をしっかりとらえているので、息子は、すぐに「のりもの」の違いを理解し、名前を一気に覚えてしまった。
息子が一番好きなのは、しんかんせん。ほーぼーしゃ(しょうぼうしゃ)、きゅーきゅーしゃの名前もこの本のおかげで覚えられた。レール(モノレール)タンカーなどもお気に入りの様子。絵本の中に出てくる丸坊主の男の子を私が指さすと、「こうくん!」と自分の名前を言うのもおもしろい。絵本の世界の主役は、もしかしたら「のりもの」ではなく、自分なのかも?
「のりもの」は、運転してみたいという欲求をかりたてる道具でもある。たまひよごっこあそび絵本というのがあり、息子もひとつ持っている。ハンドルがあり運転ごっこが楽しめるものだ。30種類の音やボタンあそびができるという。ピーポーピーポー、ウーーなどのサイレン音が大人にとってはうるさくもあるが、ボタンを押したり、いたずらっぽい遊びも好き放題にできるので、時々やる分にはいいのだろう。
友人にもらった柳原良平さんの『のりものいっぱい』という絵本は、そんな息子の心にぴったりとフィットしたのだろう、もう何度読んだかわからないほどだ。
同じ山手に住むご近所の作家でもあった、柳原良平さんの描く「のりもの」は、紙を切り張りしたもので、キョロッとした目がついているのが特徴だ。シンプルながらも色の配色で、それぞれの「のりもの」の要素をしっかりとらえているので、息子は、すぐに「のりもの」の違いを理解し、名前を一気に覚えてしまった。
息子が一番好きなのは、しんかんせん。ほーぼーしゃ(しょうぼうしゃ)、きゅーきゅーしゃの名前もこの本のおかげで覚えられた。レール(モノレール)タンカーなどもお気に入りの様子。絵本の中に出てくる丸坊主の男の子を私が指さすと、「こうくん!」と自分の名前を言うのもおもしろい。絵本の世界の主役は、もしかしたら「のりもの」ではなく、自分なのかも?
「のりもの」は、運転してみたいという欲求をかりたてる道具でもある。たまひよごっこあそび絵本というのがあり、息子もひとつ持っている。ハンドルがあり運転ごっこが楽しめるものだ。30種類の音やボタンあそびができるという。ピーポーピーポー、ウーーなどのサイレン音が大人にとってはうるさくもあるが、ボタンを押したり、いたずらっぽい遊びも好き放題にできるので、時々やる分にはいいのだろう。




