2014年を振り返ると、カラスの行水のような一年だったなぁ・・・というのが正直なところ。
3月に息子を出産して早いもので9ヵ月が経ちました。オッパイ、オムツ、お風呂、着替え、洗濯、離乳食・・・朝から晩までひたすら息子のために時間を費やした気がします。
自分のことはすべて後回しで、カラスの行水のようにチャッチャと済ませていたので、なんだかまともに自分の顔をしっかり見た覚えもないくらいです。(女として大丈夫なのか!?)離乳食が進んでからは、かきこむように急いでご飯を食べているので、味わう暇もありません。(とはいえ授乳でお腹がすくので、かなりの量を食べている!)
自分の部屋は物置きのようにとっ散らかったまま、年を越そうとしています。日々の家事と育児をこなすので精一杯で、大掃除などしている余裕はなく、体力も気力も残っていません。年賀状も作れていません。(ごめんなさい!)
世の中のお母さんは、みんなこんなに大変な思いをして子育てをしているのかと、ため息をつき、何度泣いたかわかりません。息子を産んで育ててみて、初めてわかったことです。もちろん、大変なことばかりではなく、成長していく姿を一番近くで見守ることができる、喜びや発見もたくさんあるんですけどね。
育児に追われる単調な毎日のなかでも、救いとなったのが、It Mamaでのライター仕事でした。10月からポツポツと書いていますが、自分が苦労した経験が少しでも他のママの役に立ってくれたらいいなと願いながら夜な夜な書いています。
▼これまでの私のIt Mama記事一覧はこちら
http://itmama.jp/author/ashihara/
そして、カラスが表紙のアフリカ最新号(第24号2015年1月号)がようやく完成しました!私は、育児をテーマに「光海ちゃんのめめめめめ-生後8ヵ月の歌-」という歌のようなゆかいな詩を寄稿しました。他の書き手の文章もそれぞれに味わいがあり、年始にふさわしい勢いのある号に仕上がっています。私も引き込まれるように、一気に読んでしまいました。
▼文芸雑誌「アフリカ」は府中の「珈琲焙煎舎」で店舗販売している他、道草の家 ことのは山房のサイトから、ネット販売で購入できます。最新号やバックナンバーも一冊から注文可能。
http://kotonohasanbou.jimdo.com/
プライベート出版レーベル・アフリカキカクが手掛けた、もう一羽のカラスはおかげさまで発売以来大反響のようです。イソップ童話から抜け出してきたような「からすときつね」が、くりひろげるじつに気持ちのい話!?しむらまさとの初の絵本「からすのチーズ」。私も息子に毎日のように読み聞かせをしていますが、シンプルでわかりやすいのか?にっこり笑って見てくれています。繰り返し読んでも飽きない一冊。スペシャルサイトもあるので、よかったらのぞいてみてください。
▼からすのチーズスペシャルサイト
http://shimuramasato.weebly.com/
というわけで、いろいろありながらも、カラスの行水のような一年がもうすぐ終わろうとしています。後から振り返ったら貴重な一年なのかな???そう思わないと、やっていられないですね(涙)
少ない更新ながらも、ブログを見に来てくださった方、今年一年、どうもありがとうございました。皆さんも、なにはともあれ、“いい気分で”よいお年をお過ごしください!
2014年12月30日
ことのは山房
2014年12月30日火曜日
2014年11月7日金曜日
ママ向けの情報サイト「It Mama」のライターとして、執筆を開始しました
「It Mama」のライターとして、ママを応援する記事を執筆
ステキなママの毎日を応援する情報サイト「It Mama」のライターとして、ことのはママ(芦原)も参加することになりました。
「It Mama」は、プレママや乳幼児の育児の悩みを抱えるママのための有益な情報が満載のサイトです。
結婚しても出産しても、きれいでいたいママにうれしい美容情報もあります。また、ママがイライラしている原因がわからないというパパのために、夫婦仲をよりよくするような、コミュニケーション術についての記事もありますので、ママだけではなくパパもにもぜひ読んでいただきたいです。
▼私のファースト記事はこちら
「妊娠中にママが●●すると「胎内記憶」の保有率がアップする!?」
医学博士で胎内記憶研究の第一人者として知られる池川明さんの著書『子どもはあなたに大切なことを伝えるために生まれてきた。「胎内記憶」から88のメッセージ』を参考に、生まれてくる前の記憶を上手に聞き出すコツを紹介しています。
私が妊娠中・出産後に胎話士さんからもらった不思議なメッセージ
お腹の中の胎児や言葉をまだ話さない赤ちゃん、天国へ旅立っていった魂と直感やイメージなどを通じて話しができる「胎話士」というセラピストがいるのをご存じでしょうか?私は、妊娠7カ月の時に研修中の胎話士さんからセラピーを受ける機会がありました。
おもしろかったのが、妊娠が発覚した時に絵が無性に書きたくなって、胎児を何重にも囲むようにハートを描いたことがあったのですが、胎話士さんが私のお腹に手を当て、その絵のことがイメージとして浮かんだということを伝えてくれたのです。
あの絵を描きたかった衝動は、お腹の赤ちゃんからのメッセージだったのかと思ったら、気持ちが通じ合ったようで、とてもうれしい気持ちになりました。
出産後に、病院で別の胎話士さんのセラピーを受けたのですが、最後吸引分娩になることも、赤ちゃんが自分で選んできたと教えてもらい、あれで良かったのかと、気持ちの整理ができました。この時のエピソードは、文芸雑誌「アフリカ」第23号のエッセイの中でも触れています。
初期流産で旅立った魂と生まれてきた息子の魂は同じだったようで、「お母さんわかっているでしょ」と伝えていると胎話士さんは、言っていました。
こういった話を信じるか、信じないかは、人それぞれだと思いますが、お腹の中の赤ちゃんや生まれてきた赤ちゃんと胎話士さんを通じて、話す機会があったのは、楽しい経験だったなと思っています。
息子が言葉を話し始める頃に、「生まれてくる前の記憶」について、聞いてみたいなと思います。
2014年9月9日火曜日
「アフリカ」第23号(2014年8月号)に「妊婦体験記-後篇」を寄稿「Michi-Kusa」サイトのリレーエッセイに復帰
7ヵ月の沈黙を破り、文芸雑誌「アフリカ」の最新号が完成
私は、出産・育児の怒涛の日々に追われるなかで、ようやく「妊婦体験記-後篇」を執筆。今号の後篇では、妊娠8ヵ月の逆後騒動、日に日に高まる一体感で出すのがもったいなくなってきた臨月の頃などを振り返りつつ、夫の立ち会いのもとフリースタイルで出産に臨み、おしるし⇒陣痛⇒破水⇒最後は吸引分娩を選択することになった心の揺れ動きを描きました。臨場感あふれる出産シーンで追体験できるかも!?すでに出産を経験した方には懐かしく、これから出産するかもしれない方には、なにかのヒントになるかもしれません。
そして、今号はエッセイ漫画「それだけで世界がまわるなら」を好評連載中の髙城青さんの小特集。私も読者時代からファンでした。エッセイ、詩など多彩な顔を見せる青さん。「小さい目立たない救いの話にしたかった」という編集人との作品をめぐる対話も掲載されています。笑って、泣けて、しみじみと今の自分と対比させながら読んでしまう青さんの作品を、また再度読み直したくなります。
▼『アフリカ』は、都内をはじめ数店舗にて一冊500円で好評発売中!道草の家 ことのは山房のサイトから、ネット販売も行っています。最新号やバックナンバーも一冊から注文可能。お得な定期購読もあります。
産休中だったMichi-Kusaリレーエッセイに復帰
芦原陽子と荒澤文香が主催する「Michi-kusa」公式サイトでは、ゲストを迎えて隔月でリレーエッセイを更新しています。9月のテーマは、「暮らしの漂流記」。私は、「赤ちゃんと、とりとめのない日々の暮らし。」というタイトルで、新生児期から生後5カ月までのリアルな子育ての日々を綴っています。慣れない子育てに四苦八苦。夫婦で悩みながらも、かけがえのない赤ちゃん時代を見守り、一喜一憂していることが、行間から伝わってくると思います。私の赤ちゃん時代の写真や元気いっぱいな息子の写真も載っていますので、ぜひご覧ください。
▼Michi-Kusa公式サイトリレーエッセイより 芦原陽子「赤ちゃんと、とりとめのない日々の暮らし。」
2014年1月15日水曜日
「アフリカ」第22号(2014年1月号)に「妊婦体験記-前篇」を寄稿
日常を旅する小さな雑誌「アフリカ」第22号(2014年1月号)が、ついに完成しました!
「そろそろ赤い表紙の号が見たいよね」などと、編集人の夫と話しているうちに、新年一発目だし、おめでたくて生命力あふれるりんごの実がいいのでは?と思い浮かび、切り絵を担当する向谷陽子さんにリクエストして、実現しました。空気が乾燥する季節、旬のみずみずしいりんごは、シャキッとした歯ごたえとともに、本当に美味しいですよね。禁断の果実ともいわれるりんごの号を読み進めていくうちに、いつのまにか「アフリカ」の虜になってしまうかも!?なんて・・・
ことのは山房(芦原陽子)は、この「アフリカ」第22号に、妊娠発覚から妊娠7ヵ月までの悲喜こもごもなエピソードを綴った「妊婦体験記-前篇」を寄稿しました。前号は、つわりでまったくやる気がしなかったため、筆を置いてお休みしておりましたので、久しぶりの登場となります。書くネタがだいぶストックされて頭の中で熟成していたので、書き始めたら一気に書けたという感じ。髙城青さんの愛らしいイラストに彩られながらの全11ページで、なかなか読み応えがあります。
一言に「妊娠」といえども十人十色。あくまでも私の個人的な体験談ではありますが、失敗や泣きごとも含めて、「妊婦ってこんな感じなのか」と、一緒に追体験してもらえたらいいなと思って書きました。遠い昔に妊娠を経験された方も、これから妊娠するかもしれない方にも、楽しく読んでもらえたらうれしいです。
「アフリカ」第22号(2014年1月号)に掲載されている執筆者の紹介や、読みどころについては、編集人の下窪俊哉が「道草の家の自由時間」のブログに特集記事として、詳しく書いていますので、気になった方は立ち読み気分で気軽にご覧くださいませ。少数部数の発行につき、購入希望の方はお早目にどうぞとのことです!
▼ブログ「道草の家の自由時間」より 【特集】『アフリカ』第22号(2014年1月号)
http://michikusanoie.blogspot.jp/2014/01/2220141.html
ことのは山房(芦原陽子)と荒澤文香が主催する「Michi-kusa」公式サイトでは、ゲストを迎えて隔月でリレーエッセイを更新しています。1月のテーマは、「Winter Memories ~冬のかけらを集めて~」。ことのは山房(芦原陽子)は、「初々しさを味わいたくて」というタイトルで、出産が間近に迫った今の気持ちを初々しく綴っています。妊婦姿も写真で初お披露目しておりますので、こちらもぜひご覧ください。ちなみに、妊婦姿の写真は昨年12月初め(妊娠7ヵ月頃)、夫婦で箱根に温泉旅行へ行った時のものです。
▼Michi-Kusa公式サイトリレーエッセイより 芦原陽子「初々しさを味わいたくて」
http://michi-kusa.net/essay/archives/280