3月は、仕事面でも、健康面でも、トラブル続きで荒れに荒れた道草家。
相手に非があろうと、理不尽であろうと、自分が蒔いてしまった種だから、
責任をもって自分で刈り取るしかないと腹をくくって、
最後は、夫婦でタッグを組んでもろもろの後始末をしました。
長期にわたって、こんがらがってもつれてしまった糸は、
ほぐすよりも、いっそ怒り狂って燃やしてしまったほうが
早いんじゃないかと思ったりもするけれど、
相手の言い分と、自分の言い分を聞いた上で、
なんとかゴール(完結)するために、今何をすべきかを整理して、
忍耐強くこんがらがった部分をほぐして、お互いが納得するカタチに
少しでも近づける努力をする必要がありました。
自分も相手も大切にしながら、自分の意見、考え、 気持ちを率直に、
正直に、その場にふさわしく表現する、コミュニケーションスキルのことを
「アサーション」というそうで、まさに、アサーション能力を試される事件に
遭遇したといっていいでしょう。いろいろ啓発本も出ているらしいから、
私も今度読んでみようかな。
私は、わりと営業向きらしく、アサーションがもともと得意なほうなので、
なんとか第三者的立場で、修羅場を丸く収めることができましたが、
いやはやなんとも骨の折れる仕事でした。
そうそう、よくありがちな日本人のパターンとして、
自分に非がないのに、自分より立場が強い相手にペコペコ謝りすぎる
という問題点があります。私は相手が誰であろうと、無意味に謝るのは
好きじゃないから、絶対謝らないけど!!(笑)
でも、こうやったらこの問題は回避できたという、反省点を見つけて
相手と共有して、努力が足りなかった部分に関しては、
素直に謝るということは、もちろんやります。
春の嵐とはいうけれど、いやはや試練の春でした。
道草家にとっては、かなりの痛手でしたが、
何が必要で、何がもういらないかがはっきりとわかったので、
いろいろと良い勉強になりました。
どん底まで沈んで、希望がないように思われた道草家に、
ある方からドドーンと神戸牛が贈られて来ました。
「肉でも食べて、元気出しなよ!」という意味で贈ってくれた
そうですが、いやはやなんとも、粋なことを!!
昨夜は、ありがたや~~と、神戸牛に手を合わせてから
夫婦仲良く、ジュージュー焼肉でいただきました。
骨身にしみる旨さでした。
4月からは、気持ちも新たに、またヨチヨチ歩き出そうと思います。
転んでも、何度でも仕切り直せばいんだもんね。
親身にアドバイスしてくれたり、温かい励ましの言葉をかけてくれた
皆さま、ありがとうございました。