2011年2月12日土曜日

意外と喜ばれる贈り物

みなさんは写真を、よく撮るほうですか?

私は写真を撮るのも見るのも大好きで、メモ帳がわりに
バシバシと日々携帯カメラを駆使して写真を撮りまくっています。
でも、人物写真はほとんどなくて、植物や料理写真が多いですね。

さびしいかな、大人になればなるほど
自分が写っている写真の数が圧倒的に減っていくんですよ・・・
撮られるのが恥ずかしくなるお年頃なのでしょうかね(笑)


なので、自分が写っている写真をお友達に
メールで送ってもらえると、すごくうれしいのです。


記念撮影的なカメラ目線の集合写真よりも、
私が気付かないうちに、ふいに撮ってくれた
スナップ写真のほうが、さらにうれしさ倍増です。

え~私、こんなに楽しそうな顔してたんだとか、
この人達と一緒にいる時は、いきいきしているなとか、
この服を着ると顔色がよく見えるなとか、太って見えるなとか・・・
自分のことを客観的に見ることができて、とても楽しいのです。

逆に、ひきつった顔やムリした笑顔なんかしてたら、
あの時は、行きたくないのにムリして行っちゃったなとか、
いろいろあって落ち込んでいた時期だったなとか、
過去の自分と距離を置いて、冷静に対話することができるので、
痛い写真も、それはそれで価値があるのです。

この前、友人宅でパソコンにデータを残してあったスナップ写真を
10年くらい前から現在にさかのぼってスライドショーで見る機会が
あったのですが、お友達の表情や服装からその時々の恋愛事情
などが赤裸々に思いだされて、話しに花が咲きました。


最終的なみんなのコメントは、
「やっぱ顔に全部出ちゃっているよね~!!!」でした。


よく男も女も「顔じゃなくて、中身が大事」とお世辞的に
言う人がいますが、私はその意見に「ノン、ノン!」と
人差し指を横に振りながら反論したいのです。

これまで経験してきたことや、今心の中で思っていることや、
健康状態まで、すべて中身がにじみ出たものが、
その人の顔であり表情なのだから、


「大人になったら、いいかげん自分の顔に責任を持て!!」
と言いたいのです。


ふてぶてしい顔を平気で世の中にさらし続けている政治家みたいな
大人を見ると「オマエちゃんと家でちゃんと鏡見てから表に出ろよ」と、
ものすごく腹が立ちます。不満いっぱい抱えて消化不良を起こして
いそうな電車の中のサラリーマンの顔も嫌ですね。

これは、顔が整っているとか美女とか美男とかいう話ではないですよ。
その時々の自分の顔や表情を写真で突きつけられた時に、
「OK!私おもしろいじゃん」と、笑って言えるくらいにはしておきたい。
良くも悪くも、まるごと肯定できる自分でありたいな~と思う、今日この頃です。

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