2016年4月26日火曜日

“怖さ”とのつきあい方

2歳近くになってから、息子は急にいろいろなものを怖がるようになった。

ひとつめは、高さの恐怖だ。
高いすべり台は、大人が一緒に滑ってやっても怖がる。最近は夫の肩車や高い高いも怖いと言う。

ふたつめは、大きな音への恐怖だ。
以前はダメだった掃除機の音には、もう慣れて大丈夫になったのだが、道を歩いていて、草を刈るような機械音やバイクの音、ガラガラというシャッター音を怖がる。

みっつめは、大きさの恐怖だ。
大きめの遊具を怖がったり、たまたま乗せてもらった消防車の大きさに驚いて大泣きしてしまった。消防車は大好きなのに・・・・・・。それ以降、消防車を見るたびに「しょうぼうしゃのってないちゃったねー」と息子は言う。写真は大きい布の下に入るのを嫌がっている。
よっつめは、知らないものへの恐怖だ。
人見知りはしないタイプで愛嬌がいいのだが、雰囲気が悪い人や、触ったことのない動物や、虫などを怖がる。写真は初めて触る猫におびえながら近づいているところ。
いろいろと怖がるものが出てきて、私にしがみついてきたり、泣いたり、嫌がったりするが、そういう「怖さ」を知るというのは、いい経験だし、怖がらないでいきなり高いところから飛び降りてしまったり、車にひかれてしまったり、犬に噛みつかれてしまったり、といった事故も防げるのではないだろうか。地震などの自然災害もいつ起こるかわからないので、自分の命をきちんと守れるように、夫とも、息子は怖がりくらいがちょうどいいねと話している。

今日は試しに公園で歩いている時に、木の後ろに隠れて、一人になった時に息子がどういう反応をするか試してみた。

しばらくして、私がいないことに気が付き、あたりをきょろきょろ見回してから、「ママー! 」と泣きそうな顔で大きな声を出して探してくれた。

木から出て、息子にここだよー!と告げると、猛ダッシュで走り寄ってきた。息子にゴメンとあやまりつつも、「もし、ママがいなくなっちゃった時は、今みたいにちゃんと大きな声で呼ぶんだよ。そしたら、誰かが助けてくれるから」そう、教えてあげた。


0 件のコメント:

コメントを投稿