2016年4月8日金曜日

手作りフェルトマスコットでおままごと

息子は2歳になって、おままごとなど、見立てあそびがだいぶ上手になってきた。そろそろ、おままごと道具をそろえてやりたいと思いながらも、プラスチック製のカラフルなものを買う気になかなかなれず、手作りしてみようかなと考えていた。

そんなときに、図書館で手にとったのが『かわいい!フェルトのマスコット』という本だ。小さくてかわいいフェルトの街というテーマで、ケーキ屋さん、和菓子屋さん、やおやさん、ブティックなどが出てくるのだ。小さなお店には、フェルトで作られたミニチュア的で美味しそうな野菜や果物、ケーキなどがたくさん載っていて、乙女心をくすぐるビジュアルにうっとりしてしまった。
著者の寺西恵里子さんは、サンリオで子ども向けの商品の企画やデザインを担当していたという経歴の持ち主だけあって、女の子のツボをよく心得ているのだろう。

数あるフェルトマスコットの本の中で、この本を選んだのは、マスコットが小さめでかわいらしく、フェルトを切って綿を詰めて縫うだけなので、簡単に作れそうと思えたからである。

フェルトマスコットを作る一番のポイントは、”縫い方ではなく、きれいに切れているかどうかです”という寺西さんの言葉にも背中を押された。

フリーペーパーを作っていた時に、切り貼りで文字や写真をコラージュしていたため、紙を細かく切り抜くのは得意であった。縫うのは不器用な私にも、これならできるかもしれないと思えたのだ。

息子がおままごと道具に使うことを考えて、まずは身近な野菜から作ることにした。写真は、時計まわりに大根、なす、おにぎり、かぼちゃ、きゅうり、にんじんを並べている。なすときゅうりは、本についている型紙よりもやや大きめにし、おにぎりは自分で型紙をオリジナルで作った。
一番大きい大根が人差し指の長さくらい。なので、ちいさな野菜やおにぎりは、ミニカーの荷台に乗せて遊ぶこともできるし、ぬいぐるみたちのエサにするのにもぴったりな大きさだ。
柳原良平さんの絵本『やさいだいすき』も古本で最近手に入れた。表紙と同じ野菜を皿の上に並べてやったら、息子はとてもよろこんでいた。次はバナナなど果物にもチャレンジしてみたい。



0 件のコメント:

コメントを投稿