夫が、美しい「竹とんぼ」をもらってきた。
しばらく棚の上に飾ってあった竹とんぼ。「今日は竹とんぼ日和だよ」ということで、私と夫と息子の三人で午後の晴れた時間帯に広い芝生のある公園へ行ってきた。
まずは、夫と私で飛ばしてみる。
手の平ですり合わせて、竹とんぼを手放すあの一瞬、勇気がいる。二人とも最初はぎこちなかったが、だんだんとうまく上のほうへ飛ばせるようになった。子供の頃にやっていたと思うが、久しぶりにやるとなかなかおもしろい。
竹とんぼって、ブーメランのように戻ってくるんだっけ?
今回もらった竹とんぼは、ブーメランのように戻ってきた。手をこすり合わせる部分が、滑らないようにザラザラとした加工がしてあって、青く色がついているので見た目にも美しい。
辞書を引いてみたら、竹とんぼは江戸時代にはすでにあったようである。竹とんぼを飛ばしていると、タイミングよくヘリコプターが空を横切り、息子も飛ばしたい気分が高まったようだ。
2歳7ヵ月の息子も、竹とんぼの動きがおもしろいらしく大人の飛ばすマネをする。くるくる回すことはできるようだ。でも、竹とんぼが掃除機に見えるようで、芝生の上で「そうじきー」と言いながら芝をこすって遊んでいるほうが楽しいようだ。
竹とんぼを飛ばせるようになるのは、もう少し先になりそうだ。
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