2013年10月2日水曜日

11月3日(日・祝)「乙女湯のたしなみvol.12 あき」開催決定!<参加申し込み受付中>

2011年開催の「乙女湯のたしなみvol.11 なつ」集合写真
「暮らしに銭湯を」を合言葉に、「女性」「くつろぎ」「たしなみ(マナー)」という視点から、愛しいニッポンの誇り「銭湯」を舞台にこれまでイベントを開催してきた「乙女湯のたしなみ」。私ことのは山房も、銭湯好きがご縁で、2011年4月からメンバーとして参加しています。

震災を経て、乙女湯のたしなみメンバーも東京や大阪、福岡など暮らしの拠点が変わり、結婚や出産という変化を迎えたため、2011年夏以来、一年ぶりのイベント開催となります。「これからも、無理のないペースで開催していきたいね」と話していたところ、台東区にある喫茶店「Coffee Shop らい」という温かな憩いの場に、私たちメンバーは出会いました。

そして、この「Coffee Shop らい」を舞台に、店主のマスターをゲストに迎え、11月3日(日・祝)開催される「乙女湯のたしなみvol.12 あき」のテーマは、「手にしたことばは、あたたかい」です。

ノスタルジックな雰囲気が漂う「Coffee Shop らい」店内

愛しい喫茶ですごす、憩いのひととき。ひとりひとりの表情がみわたせる空間で「あたたかい」をキーワードにマスターの言葉を大切にいただきます。

そして、私たちから「あたたかい」くつろぎを紡ぐミニワークショップ(呼吸 de お灸)を提供させていただきます。(当日、マスターをサポートする私たちも喫茶空間にとけこむような装いでみなさまをお迎え致します)ワークショップと喫茶(座談会)で初対面同士みなさまの緊張がほぐれてあたたまった後は、最後の目的地である銭湯まで歩いてご案内します。

イベント恒例、全員でのんびり湯船の時間です。スタッフも、二手にわかれて一緒に入ります。芯からぐっとくつろいでいただけるように今回も時間を長めにとりますので、ワークショップでうちとけたかたと湯船でお話なさったり、スタッフや女将さんにも是非話しかけていただけたら嬉しいです。

ロッカーに準備させていただいている恒例入浴グッズは、韓国(銭湯旅行)で見つけてきたお土産のお風呂小物もプラスする予定です。どうぞお楽しみに!

◆イベント概要
「乙女湯のたしなみ vol.12 あき ~手にしたことばは、あたたかい~」
日時|11月3日(日・祝) 09:50開場/10:00開始(14:30終了)
会場|Coffee Shop らい(東京都台東区三筋2-24-10)
地図|http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131103/13124625/
主催|乙女湯のたしなみ
料金|3,500円
*ワークショップ+喫茶、入浴料、乙女入浴グッズ一式 他

※終了後には、自由参加ではありますがゆっくりと会場周辺をお散歩できるような時間を予定しております。

「Coffee Shop らい」外観

◆参加申し込み方法
ご予約につきましては、「1103 乙女湯のたしなみ 参加」と件名にお書きいただき、ご参加いただくかたのお名前(複数いらっしゃる場合は、それぞれのお名前)とご連絡先、イベントをお知りになられたきっかけ等をお書き添えいただき、以下のメールアドレスにご連絡いただけましたら順番に受付させていただきます。
yunotashinami@gmail.com

◆これまでのイベント情報など詳細は
「乙女湯のたしなみ公式ブログ」をご覧ください

2013年9月4日水曜日

7月21日道草珈琲カフェ開催!新作のポエトリーリーディングも披露

7月21日(日)府中の珈琲焙煎舎にて、道草夫婦による出張カフェ「道草珈琲カフェwith OYATSUYA SUN」を開催しました。天気にも恵まれ、たくさんの方にいらしていただきました。
お越しくださった皆さん、どうもありがとうございました。

ことのは山房は、カフェ当日はフード担当で奥沢のOYATSUYASUNのブラウニーを使った特製パフェや

美好町で評判のお肉屋さん「市川精肉店」のジューシーなハムカツを使ったハムカツサンド(ピクルス付き)や

完熟の南高梅を使った自家製梅ソーダを提供しました。

夜の部では、食事を囲みながらOYATSUYA SUNのふたりをゲストに、「“場づくり”について皆で話そう」を開催。

ことのは山房は、文芸雑誌「アフリカ」20号(2013年7月号)に寄稿したオリジナルの詩「さよならを教えて」と、同じく「アフリカ」に掲載された犬飼愛生さんの「息子の発見」の詩を朗読しました。

「さよならを教えて」は、親愛なるクリネックスティシューとフランソワーズ・アルディに捧げた、ほろ苦い大人の恋愛模様を描いたシュールな詩。フランソワーズ・アルディのアンニュイな歌声をバックに、私も歌うようにポエトリーリーディングをしました。

「息子の発見」は、小さい子どもが言葉を獲得、発見していく光景を母の視点から描いたほほえましいユニークな詩。子どもが発するおもしろおかしい言葉のリズム、音の海の中にダイブするかのように愉快にポエトリーリーディングしました。

どちらもポエトリーリーディングするのは初の試み。私もドキドキワクワクしながら、楽しみました。会場のお客さんと一緒に痛さや笑いを共有できた至福のひとときでした。また、どこかでやりたいな。

夫の道草君が書いているブログ「道草の家の自由時間」にも、イベントの報告が載っていますので、こちらも、ご覧ください。



2013年5月25日土曜日

5月26日「珈琲焙煎舎」がマルミヤ市場に初出店!道草夫婦も出張します

いつか誰かが「絵は才能ですか」と訊いたら「いや経験ですよ」と熊谷さんは答えたという。経験とは、不断の探究の蓄積である。

(谷川徹三 「熊谷守一の人と絵/熊谷守一「へたも絵のうち」収録)
 
写真は、最近気に入って読んでいた、画家の熊谷守一の「へたも絵のうち」に収録されたいた熊谷さんの顔写真。自宅で撮った晩年の一枚だそうだが、きざみタバコをふかし、長いひげをたくわえ、肩に小鳥をのせた姿は仙人のようで、息をのむ美しさです。
 
店主一人での営業が始まった昨年10月以降のトータルバッチ数が2000回を越えたという、府中の「珈琲焙煎舎」。日々経験を重ねている珈琲焙煎舎の歩みと重ね合わせて、上記の言葉を引用しました。ちなみに、珈琲焙煎舎は、全国でも数軒しかないだろうといわれている、手網焙煎にこだわった珈琲豆専門店です。
 
手網焙煎は、手間はかかるけれど、ほんのわずかな火加減や網の回転速度などをコントロールすることで、珈琲豆本来の旨みを最大限引き出すことができ、ごく少量ずつ焙煎することで、いつでも新鮮な珈琲豆に仕上げることができるそう。
 
私は長年、飲み物は紅茶党もしくは緑茶党で、珈琲は苦手でほとんど飲めなかったのですが、珈琲焙煎舎の珈琲と出逢ってからは、酸っぱい、苦いだけと思っていた珈琲のイメージは覆り、甘みや、まったりとしたコク、すっきりとした苦味など珈琲の奥深さを知って、毎日飲んでも飽きない珈琲焙煎舎の珈琲豆に心を奪われた一人です。
 
道草君こと、夫が住んでいたマンションの目の前に2011年11月11日オープンした「珈琲焙煎舎」とは、不思議なご縁でつながり、私たちの結婚パーティーにも出張してもらうなど親戚のようなお付き合いが続いており、道草君をイメージした珈琲豆「道草珈琲ブレンド」をはじめ、文芸誌「アフリカ」の販売でもご協力をいただいています。
 
5月26日は、立川にある「食堂marumi-ya」で、奇数月に行われているマルミヤ市場に初出店することになった「珈琲焙煎舎」のお手伝いに道草夫婦もかけつけることになりました!
 
店主であり、バリスタでもある飯島里沙さんのハンドドリップで味わう珈琲は格別の美味しさ!ぜひ、この機会に手網焙煎の珈琲を味わってみてください。珈琲焙煎舎ブレンドをはじめ、普段は販売していない道草くんをイメージした幻の!?道草珈琲ブレンドも限定販売。私がエッセイや小説を寄稿している、文芸誌「アフリカ」の販売もありますので、どうぞお楽しみに!
 
マルミヤ市場では、珈琲焙煎舎の他にも、渡邊桃子さん、ネムカフェさん。さらにヤマムラエツコさん、ヤケテカタマレさん、アンジュールさん、ハルハナベーグルさんなど、こだわりのお店や作家さんの素敵な作品が並びますので、ぜひ足をお運びください!
 
また、当日は、食堂marumi-yaによる、イベント限定のお弁当・おにぎりなどの販売もあり、イートインスペースで味わうことができます。目の前には公園もあるので、初夏の風に吹かれながらピクニック気分で楽しむのもいいですね。
 
 
第5回 マルミヤ市場
開催日:5月26日(日)
時間:11時~16時
会場:食堂marumi-ya(立川市錦町1-5-6サンパークビル206)
電話:042-528-6226
 
詳細は、食堂marumi-yaのブログをご覧ください
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2013年5月15日水曜日

文芸誌「アフリカ」19号に、エッセイ「大きい便り」を寄稿しました!

下窪俊哉が編集人をつとめる文芸雑誌「アフリカ」19号が、無事に完成しました!昨年春からは隔月に発行してきたアフリカですが、今回は1回お休みして5月20日発行となりました。定期購読されている、皆さん、お待たせしてすみません。

5月14日より、府中の珈琲焙煎舎をはじめ、都内各所にて順次販売を開始しています。インターネットからの購入も受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。バックナンバーもありますよ。

▽「アフリカ」に関する詳細は、こちらをご覧ください
公式ページ オール・アバウト・アフリカンナイト


今回私は、保育園を舞台にした「大きい便り」というエッセイを寄稿しました。エッセイ内に、私の描いたイラストも載っているのですが、これがなかなかいい味を出していて、個人的に気に入っています。ある身近な男性の幼少期の写真をモデルにしているとか。(わかる人にはわかる?)ぷりっとして、かわいいー&ヌードです!!(大事なところは見えているのか!?)エッセイ巻末の豆知識的な注釈にも注目です。

新しい旅立ちの予感をさせる、「アフリカ」ヨット号!
順風満帆じゃないからこそ、見えてくる景色がありそうです。店舗でご覧になる方は、表と裏を写真のようにつなげて見てみてくださいね。



【目次】

校正以前 黒砂水路
 
それだけで世界がまわるなら〜堂々と無職〜 高城青
 
大きい便り 芦原陽子
 
current directory 守安涼
 
御幸町御池下ル〜2、夏の帯 中島悠子
 
『新・本とつきあう法』を読みながら 下窪俊哉
 
海藤先生の思い出 片山絢也
 
執筆者など紹介
 
道草珈琲通信
 
編集後記