2016年2月29日月曜日

小さな春の探検隊

息子とご近所を散歩していると、春の訪れを手に取るように感じる。ついこの前まで美味しく食べられたふきのとうは、背がぐんぐんと伸びて花が大きく咲き開き、もう食べようという気持ちにはならず、ただ鑑賞するのみである。
今年も数日前から、ハナニラの白い花がぽつぽつと開き始めた。そのハナニラの甘い匂いにつられるように、ハナニラの葉の近くには、「てんとうむし」を見つけることができる。最多で6匹くらいいた。ハナニラの暖簾のようになった葉の間から、てんとうむしは出たり入ったりを繰り返し、ひっくり返って足をバタバタさせて必死に戻ろうとしている姿も微笑ましい。時々、ミツバチの羽音が近づいてきて、威嚇され、二人でおずおずと逃げるのだ。
息子はアリを怖がるのに、なぜかてんとうむしは怖がらない。指先にのせようと、自分から近づいていく。てんとうむしと私が何度教えても、なぜか「せんぷうき」と息子は言う。すごい言い間違いだが、あまりにもうれしそうに言うので、こちらも苦笑いするしかない。
坂の近くには、私が「アリゾナ」と呼んでいる、太陽がじりじりと照り付ける熱く乾いた岩場(ただの塀だが)があり、そこにアリがぞろぞろと歩いているのをひたすら見る、アリゾナウォッチングに夢中だ。多分おかしな親子に見られているだろう・・・・・・。最近は、大きな黒いムカデの死体も発見して、そろそろ奴らのおでましだなとママは、冷や汗をかくのである。

家の周りも探検してみると、今年は小さい背丈の黄色いラッパスイセンが顔を出している。植えた覚えはないので、どこからかやってきたのだろうか?「新顔さん、こんにちは! 庭の警備をよろしく頼みますね」とお願いしたところだ。



2016年2月27日土曜日

【告知】銀座でドレミファ・ソラ・シャツ、はじまるよ!

南青山にあるブティック「アバラノニマ!」さんの2016年の春コレクションが、東京・松屋銀座7Fデザインコレクションにて、3月9日からいよいよ始まります。

前にもキャッチコピーを書かせていただいていますが、今回も「春色、invitation2016 ドレミファ・ソラ・シャツ」のキャッチコピーを担当させていただきました。「アラバノニマ!」さんらしい、遊び心のあるデザインと美しいシルエットの春シャツが満開のようです。

そして、今回も「レイチェルオムレット」さんのかわいらしい器や雑貨なども並ぶ様子。こちらもどうぞお楽しみに!
「アバラノニマ!」さんには、かつて私が作っていた幻の!?フリーペーパー「ランチョンマット通信」を置かせていただいていたこともありました。毎回行くたびに新しい発見がある素敵なお店です。お客さんとして通い始めてからいったい何年になるんだろう? 子も産まれ、親子二代でファンになりそうな予感です。


アバラノニマ!&レイチェルオムレットの
春色、inbitation2016
ドレミファ・ソラ・シャツ

会期:3月9日(水)~3月22日(火)
会場:松屋銀座 7Fデザインコレクション
時間:午前10時~午後8時(最終日は午後6時閉場)










2016年2月24日水曜日

2歳目前、ゴミ収集車と新幹線にハマる!

柳原良平さんの絵本『のりものいっぱい』を愛読している息子。
今までなかなか言えなかった「ごみしゅうしゅうしゃ」の名前が言えるようになったのがよほどうれしいのか、気がつくと「ごみしゅうしゅうしゃ」と「ちんかんせん(しんかんせん)」を大声で連呼して、一人笑って盛り上がっている。

男の子をもつ先輩ママに聞いてみると、やはりゴミ収集車と新幹線はハマる時期があるらしく、見るとハイテンションになり喜ぶという。まさに、うちの息子と同じである。

2歳目前になり、だいぶ見立て遊びが上手になってきて、息子は家ではもっぱらゴミ収集車ごっこをしている。

私が床に座っていると、ズボンやスカートの股の間に、ゴミと思わしきどんぐりや桃の種を落としていく。私が寝っ転がって本を読んでいると、何やら背中に重いものがどんどん置かれてくのだ。紙袋に入った木のオモチャや絵本などが私にのしかかる。私をゴミ収集車にして、遊ぶのである。
歩きはじめの1歳頃に鹿児島のじぃじとばぁばにプレゼントしてもらった、手押し車もゴミ収集車として大活躍中。「ごみしゅうしゅうしゃでーす」と言いながら、手押し車の座席の下にある丸い穴にゴミを入れてせっせと運んでいる。誰が教えるわけでもなく、勝手に自分で遊びを考えて、集中して一人遊びができるようになったのだから、大きな成長である。
それに飽きると、駅でもらった北陸新幹線が表紙に載っている金沢旅行のパンフレットと、今年の3月26日に開業される青虫みたいな顔をした北海道新幹線のパンフレットを、交互に手に持ち、「ちんかんせんだねー」と連呼して、新幹線の世界へ妄想を広げて遊ぶのである。もう、息子の中では家族三人で新幹線に乗ったことになっているようで、「きのうのったねー、ちんかんせん、さんにんでー」などとよく話している。





2016年2月20日土曜日

パズル脳、いちおう、ありそうね

昨年の夏頃に、プレゼントでもらったトーマスの紙製のパズルが、いまようやく遊び相手になっている。1歳半が対象年齢になっている12ピースのパズルだが、2歳間近のいまがちょうどわかるようになってきたらしい。

もらった日に、パズルを受け取った息子は、まだまだ口の中に物を入れてしまう年齢だったため、いきなりピースの一部をかじり取るという事件を起こしてしまい、しばらくお蔵入りとなった。

昨年末くらいからまた復活したのだが、最初のうちは、パズルをわたしても、ちんぷんかんぷんな様子だった息子も、私が並べるのを見ているうちに、いつの間にか場所を覚え、ほぼ一人でできるようになった。どうやら息子にも、“パズル脳”というものは、いちおう、あるらしいということがわかった。

そして、(私には同じような顔にしか見えない)トーマスや仲間たちの名前まで数週間のうちに言えるようになってしまった。でも、どうしても言えない名前がヘリコプターの「ハロルド」。ちょっと発音が難しいのだろうか? 「エドワード」を、「エド・ワド」と必ず区切って言うのもおもしろい。一番メインのトーマスの顔部分を、なぜかやりたがらず、私にまかせようとするのも不思議だ。

息子はトーマスのパズルをやろうとすると、親友のパペットパオーンちゃんと一緒にやると言う。私はママ役とパオーンちゃん役の2人を声色を変えて演じ分けなければいけないので、結構大変だ。
一番最初に買ってやった、木製のてんとうむしのパズルも、ようやく最近自分一人ではめられるようになった。色や大きさの違いがわかるようになったということだろう。この木製パズルは、シンプルながらも、しっかり形を合わせないとはまらないので、手の動きの細かなコントロールが養われると思う。

誕生日も近いので紙製で、動物や乗り物などの他のパズルも探してみたのだが、おもちゃやには、2歳児向けのものはあまりなく、4~5歳向けのちょっと複雑なものが主流なのが残念だ。もうちょっと他の店でも探してみるか。