柳原良平さんの絵本『のりものいっぱい』を愛読している息子。
今までなかなか言えなかった「ごみしゅうしゅうしゃ」の名前が言えるようになったのがよほどうれしいのか、気がつくと「ごみしゅうしゅうしゃ」と「ちんかんせん(しんかんせん)」を大声で連呼して、一人笑って盛り上がっている。
男の子をもつ先輩ママに聞いてみると、やはりゴミ収集車と新幹線はハマる時期があるらしく、見るとハイテンションになり喜ぶという。まさに、うちの息子と同じである。
2歳目前になり、だいぶ見立て遊びが上手になってきて、息子は家ではもっぱらゴミ収集車ごっこをしている。
私が床に座っていると、ズボンやスカートの股の間に、ゴミと思わしきどんぐりや桃の種を落としていく。私が寝っ転がって本を読んでいると、何やら背中に重いものがどんどん置かれてくのだ。紙袋に入った木のオモチャや絵本などが私にのしかかる。私をゴミ収集車にして、遊ぶのである。
歩きはじめの1歳頃に鹿児島のじぃじとばぁばにプレゼントしてもらった、手押し車もゴミ収集車として大活躍中。「ごみしゅうしゅうしゃでーす」と言いながら、手押し車の座席の下にある丸い穴にゴミを入れてせっせと運んでいる。誰が教えるわけでもなく、勝手に自分で遊びを考えて、集中して一人遊びができるようになったのだから、大きな成長である。
それに飽きると、駅でもらった北陸新幹線が表紙に載っている金沢旅行のパンフレットと、今年の3月26日に開業される青虫みたいな顔をした北海道新幹線のパンフレットを、交互に手に持ち、「ちんかんせんだねー」と連呼して、新幹線の世界へ妄想を広げて遊ぶのである。もう、息子の中では家族三人で新幹線に乗ったことになっているようで、「きのうのったねー、ちんかんせん、さんにんでー」などとよく話している。
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