2016年2月2日火曜日

“赤ちゃん洗い”を卒業できない息子と、お風呂の友達

お風呂は好きなのだが、頭からシャワーのお湯をかけられるのが大嫌いな息子。毎回ものすごく泣き叫ばれるので、1歳10ヵ月の今でもひざの上に息子を抱きかかえてガーゼで洗い流す“赤ちゃん洗い”をしなければいけないのが、私の苦行のひとつである。

先輩ママに聞くと、「慣れたら平気になるから、容赦なくジャバジャバとお湯をかけたほうがいい」とアドバイスされるのだが、泣くとかわいそうで、躊躇してしまうのだ。

わが家のシャワーは、強弱の調整ができないタイプなので、いきなりシャワーで流すのは無理そうだ。桶にお湯を入れてかけるのもいいが、ちょろちょろかけるにはコントロールが難しい。子ども用のじょうろのようなものがないかな? と探していて見つけたお風呂グッズが、トイローヤルというメーカーの「おふろでジャージャーカップ」だ。

カラフルなクジラ、カニ、キンギョ、水車の大きさ違いのカップがあり、おなかに書かれた数字と同じ数の小さな穴が開いているので、じょうろのようにして遊べる。ぷかぷかとお湯の中で浮かぶ設計になっているので、足で踏んでしまうこともなく安全だ。反対にして順に重ねると、タワーのようにすることもできる。

少しでもシャワーに慣れさせたい私は、湯船につかっている間に、一番大きなクジラのカップを使って、3個の穴から出てくるちょろちょろとしたお湯を、頭からかけてやる。息子はかなり嫌がって苦痛な表情を見せるが、なんとかぎりぎり耐えられるようである。

息子は、このオモチャのおかげで、クジラちゃん、カニちゃん、キンギョちゃん、水車ちゃんという名前を言えるようになり、大きい順に重ねて入れて片づけをすることも覚えた。

どうにか慣らして、今年の夏くらいまでには、顔にお湯や水がかかっても泣かない子になってほしいとママは願っている。








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