2016年2月15日月曜日

タイ代表パクチー VS 日本代表ふきのとう

タイ料理を習っているお友達が引っ越しをして、新居での食事会を企画してくれた。招かれたのはパクチー好きな女子2名と1歳11ヵ月の息子。

タイ料理を外に食べに行きたいけれど、辛いものなどが多く、なかなか息子が食べられそうなものがないし、店で大騒ぎされても困るので、なかなか食べられないでいた。

お友達が用意してくれたタイ料理のメインは、ココナッツを使ったマイルドでさらっとしたチキンカレー。ジャガイモも入っていた。春雨のサラダ「ヤムウンセン」は、鶏ひき肉や海老が入っていて、パクチーもたっぷりで春らしい華やかさだ。


息子はレトルトのシチューを持っていき、ごはんの上にかけて食べた。ゆでたジャガイモもわけてもらい、ミニトマトやチーズなどをつまむ。

それを食べ終わると、息子はおもむろに目の前にあった丸い揚げ春巻きに手を伸ばした。「えっ、食べるの? 」と聞くと、うんうんとうなずく。

中身は豚挽き肉と細かく刻んだしいたけとパクチーのくきだという。コショウも入れているそうだが、あっさりとした薄味。パクチーの香りがするが大丈夫かな? という私の心配はよそに、息子は5枚くらい一気にたいらげてしまった。パリパリとした春巻きの皮の香ばしさが、どうやらクセになった様子。もちろん私の手も止まらなかった。
嵐のバレンタインが去ったわが家の庭を探検してみると、暖かい陽気に誘われて、梅の花が一気に開花した。この家に住んだ4年間の中で一番花付きがよかった。

地面には、ふきのとうが顔を出しはじめていた。花が開いてしまうとあまりおいしくないので、つぼみのものを4ついただいた。

毎年恒例のふきのとうの天ぷらにして、お蕎麦といっしょに食べる予定。パクチーは大丈夫だった息子だが、さすがにふきのとうデビューは早い気がするのでおあずけ。ママとパパとでいただくことにする。息子も食べられるように、揚げワンタンも作るつもりだ。

タイのパクチーも、日本のふきのとうも、香りが強いせいか好き嫌いが分かれるが、私はどちらも大好き。これを食べると、大地のパワーが身体をかけ抜けるようで、不思議と元気がわいてくるのだ。



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