2016年2月16日火曜日

1歳11ヵ月の「電車男」を夢中にさせるもの

横浜市の磯子区に、「横浜市電保存館」というところがある。電車やバスが好きな子どもたちにとっては、“聖地”といってもいいだろう。

わが家のある、山手からは市営バスに乗って「市電保存館前」で降りればすぐなので、夏の暑い時期など外遊びができない時などによく息子を連れて遊びに行っていた。大人100円、未就学児は無料という入館料の安さもすばらしい。

先日、夫の誕生日の日に、久しぶりに「市電保存館」へ家族ででかけた。

館内には明治から昭和にかけて約70年間、横浜の街を実際に走っていた、市電が展示されており、運転席や座席に座って、遊ぶことができる。
見どころは、日本最大級のOゲージ、HOゲージ・Nゲージの3種類のジオラマ。みなとみらいのランドマークや観覧車のある横浜の街が再現されており、その中を電車や汽車、新旧の新幹線が走る運転ショーを見ることができる。地上には、バスや市電も走っている。特に電車好きではなかった私も、気が付くと「しんかんせんだー! 」などと指を差して大きな声を上げている。私が小学生の頃、毎年夏休みに乗っていた、寝台特急ブルートレインにもお目にかかれるのが懐かしくうれしい。
窓明かりの入ってくる明るい館内なので、小さい子どもでも怖がらずに楽しめると思う。広さも1階のみのワンフロアーなので、疲れないでちょうどいいのだ。休憩スペースには、お菓子やアイスクリーム、軽食などの自販機もあり、テーブル席でゆっくり休むことができる。「市電保存館前」のバス停近くには、コンビニエンスストアもあるので、そこでお昼ご飯や飲み物を買って、館内で食べている親子もよく見かける。

来月は、いよいよ息子の2歳の誕生日。「プレゼント何にしようかね? 」と夫と話していると、息子は、「おべんとうもってー、しんかんせん、みにいくー! 」などと言っている。品川あたりのホームにでも行き、新幹線を見させてあげようかと検討中である。

そんな息子が最近はまって夢中で見ている動画は、昨年の夏走ったという、大井川鉄道の機関車トーマス。緑深い田舎道を汽笛を鳴らして走っていく様子は、大人が見ていても楽しい。




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