2015年12月17日木曜日

パパに!!


パパの「新・道草のススメ」でも紹介されていた、息子の相棒パオーンちゃん(ゾウのパペット)。外出中にうっかり落として失くしてしまったパオーンちゃんだが、パパが2代目を買って、無事に夜に連れて帰ってきてくれて、私もほっと胸をなでおろしたところだ。失くすと大変なので、今後はしばらく外出禁止にする予定。

「パパが今夜パオーンちゃんを連れて帰ってきてくれるよ」と私が言うと、息子はよほどうれしかったのだろう、「パーンちゃん、パオーンちゃん」と叫んだ。

そして、遊んでいた赤い積木を重ねて「ケーキ、パパに!! 」と言った。ちょっと誇らしげに胸を張り、後ろに手をくんでながめていた。猫の編みぐるみがホイップクリームのように見えたので私がちょこんと上に添えてみた。

それはそれは、おいしそうなケーキだった。パパが見たら喜ぶかな?

2015年12月16日水曜日

喪中に物申す!?

去年は年賀状の準備が遅く年明けから書き始めたので、今年こそは早めに出そうとデザインを決めて早々に注文した。でも、なぜかそういう年に限って喪中のハガキが続々届き夫婦そろってがっかりしている。

喪中ハガキの中には「祖母が百歳で亡くなった」と書かれたものもあった。それを見た瞬間、私の中に怒りがわいたのだった。

「百歳まで生きたら、喪に服すよりも、むしろ祝ってやるべきなんじゃないか!? 」

いったい人間は、何歳まで生きたら満足し、人々から祝福されるのだろうか? 赤ちゃんが生まれるなど誕生はめでたく、死は悲しむべきものという固定概念を疑うことすらないのかもしれない。

近しい人間が亡くなり、悲しいという経験はもちろん私にもある。大好きだった母方の祖母が病気で57歳という若さでこの世を去った時、私は中学1年生だったが、泣いて高熱を出して寝込むほど深く落ち込みなかなか立ち直れなかった。

だから、喪に服す気持ちがわからないではないが、せいぜい亡くなって45日くらい喪に服せば十分なのではないかと思う。

喪中だからといって、本当に喪に服しているわけではなく、いつもと変わらない晴れやかな気持ちで正月を迎えている人がほとんどだろうとは思うのだが・・・・・・

写真は、11月に鹿児島の家族と行った箱根旅行での一枚。義母が一度見てみたいと言っていた念願の富士山である。少し雲はかかっていたが美しかった。いつもこんな晴れやかな気分で、一年一年歳を重ねたいものである。







2015年12月15日火曜日

切手を貼らずに届くポスト

動物のDVDや絵本を見て、だんだんと動物の名前を言えるようになってきた息子。年内に動物園に連れて行きたいねと言って、家族三人で久しぶりに野毛山動物園へ出かけた。
 
12月の寒さであまり活発でなくなってきた動物たちをのんんびり見て回り、お目当てのキリンにも会うことができた。ライオンとトラは居眠り中。
 
園内を回っていたら、お化けのような白い物体が描かれた黒い木のポストを発見した。白い部分はくりぬかれ金属の網の目になっていた。箱の横には南京錠がものものしくかけられていた。
 
一体どんなお宝が入っているのだろうとのぞいてみると、「どんぐりポスト」だった。
どんぐりポストの後ろには、そういえば冬眠中のクマもいた。
 
園内にはたくさんの木々があるので、歩いていると時々どんぐりも転がっている。でも、えさをあげていいのは飼育員だけなので、このポストに入れてほしいとのことだ。みんなが集めたどんぐりは、園内の動物たちに配られるという。
 
息子もこの秋たくさんのどんぐりを拾ったので、ここに持ってくればよかったな。
 
 
 


2015年12月14日月曜日

手しごとをはじめる


息子は12月12日で1歳9ヵ月になった。
子育てしていると、時間が飛ぶように過ぎていってしまう。ブログもなかなか書けずにいたが、「ことのは山房のポケット」へとリニューアルして、手しごとで少しずつ今後は更新していく予定だ。子育て中につき、難しいことは抜きにしている。

1年9ヵ月日々息子と格闘する中で、私もできること、できないことがだいぶ見えてきた気がする。やらなきゃいけないことや、家族のことを優先させる日々から少しずつでも 〝自分のやりたいこと”をする時間を作らなければ心が死んでしまいそうだった。

そんな中で出会ったのが、シュタイナー教育を行っている幼稚園での「親子クラス」。2歳を待たずに秋頃から週1回息子と通っている。

子どもを部屋で遊ばせながら、私は先生から季節ごとの「手しごと」を習っている。
想像力を働かせながら、手先を動かすしごとは、私には合っていたようだ。

写真は、12月の初めに手しごとで作った「りんごろうそく」。
紅玉のりんごを、ふきんで磨きピカピカにする。蜜蝋をとかした生あたたかい液の中に、芯をぽちゃんとひたして、ゆっくりと引き上げることを何度か続けるうちに先細りの手作りろうそくも完成した。本物のかぐわしいモミの木の葉も添えている。

赤は、キリストの血とも言われ生命力を感じるチカラを宿している。
すべてを丸くやさしく包み込んでくれるりんごのフォルムと、すっとまっすぐ天へ向かって伸びるろうそく。その姿を見ているだけで、心の内側にぽっとちいさなあかりが灯るようだ。