2015年12月16日水曜日

喪中に物申す!?

去年は年賀状の準備が遅く年明けから書き始めたので、今年こそは早めに出そうとデザインを決めて早々に注文した。でも、なぜかそういう年に限って喪中のハガキが続々届き夫婦そろってがっかりしている。

喪中ハガキの中には「祖母が百歳で亡くなった」と書かれたものもあった。それを見た瞬間、私の中に怒りがわいたのだった。

「百歳まで生きたら、喪に服すよりも、むしろ祝ってやるべきなんじゃないか!? 」

いったい人間は、何歳まで生きたら満足し、人々から祝福されるのだろうか? 赤ちゃんが生まれるなど誕生はめでたく、死は悲しむべきものという固定概念を疑うことすらないのかもしれない。

近しい人間が亡くなり、悲しいという経験はもちろん私にもある。大好きだった母方の祖母が病気で57歳という若さでこの世を去った時、私は中学1年生だったが、泣いて高熱を出して寝込むほど深く落ち込みなかなか立ち直れなかった。

だから、喪に服す気持ちがわからないではないが、せいぜい亡くなって45日くらい喪に服せば十分なのではないかと思う。

喪中だからといって、本当に喪に服しているわけではなく、いつもと変わらない晴れやかな気持ちで正月を迎えている人がほとんどだろうとは思うのだが・・・・・・

写真は、11月に鹿児島の家族と行った箱根旅行での一枚。義母が一度見てみたいと言っていた念願の富士山である。少し雲はかかっていたが美しかった。いつもこんな晴れやかな気分で、一年一年歳を重ねたいものである。







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