冬はいろいろな柑橘類が出回る季節。最近、息子は毎日のように「みかん」を食べている。皮をむく作業は指先を器用にしてくれるし、一粒ずつよく噛んで食べる練習になっていい。私は、お出かけの時にバックにひとつ忍ばせておき、ジュースがわりに食べさせている。
鹿児島の義母から私の実家に立派な「デコポン」が届いたそうで、少しだけおすそ分けしてもらった。おへそのある大きなデコポンを見た息子は、「みかん、おっきーねー!」と目を丸くしていた。
「デコポンっていう名前のみかんだよ」と教えたのだが、発音が難しいらしく「イポクン」などと言ってニヤニヤしている。まぁ、ニュアンスはだいたい合っているね(笑)。ちなみに、「みかん」と「ゆず」は言えている。
写真は、わが家の冬至の「ゆず」。お正月のお雑煮用に皮をほとんど剥いて冷凍してしまったので、ゆずとは思えない不思議な物体になってしまっているが、ゆず湯で香りは十分楽しめた。
お風呂でゆずの香りに満たされていると、心と体が寒さで凝り固まってしまっていたことに気づかされる。「一年間お疲れさま」と、ねぎらってくれているかのように、ゆず独特の色と香りには、明るく穏やかな気持ちにしてくれるような、“もみほぐす”作用がある気がするのだ。
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