2015年12月24日木曜日

クリスマスイブの奇跡

クリスマスイブの昼間に、買い物へ出かけた帰り道。急にトイレに行きたくなって、駅で借りることにした。トイレから出て手を洗っていると、隣に見覚えのある顔の女性がいた。

妊娠中に勤めていた保育園で、一緒に働いていた先生だった。まだ息子が赤ちゃんだった頃に一度家に遊びに来てくれたのだが、それ以来、連絡先を忘れてしまい会えずじまいになっていたのだった。その先生も、私のことが気になっていたらしく、会いたいなと思ってくれていたらしい。

クリスマスイブの奇跡は、トイレで起きた。

その時、私は携帯電話を家に忘れてきてしまっていたため、駅員さんにボールペンを借りて、財布の中にあったレシートに電話番号をメモした。

そして、今度は息子を連れて、その先生の家に遊びに行く約束をして別れた。

写真は、わが家の玄関のドアに飾った手作りのリース。丸く切った厚紙にフェルトを貼り、妊娠中の散歩道で拾っていた小枝を折ってボンドで接着し、木の実をぐるっと巻き付けただけの簡素なものだが、なかなか気に入っている。





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