2010年12月15日水曜日

「奈良鹿コレクション」 ことのは山房 館長よりご挨拶

フリーペーパー「ランチョンマット通信」は、「鹿に恋して」の
奈良旅行記に始まり、最後の表紙も2頭の愛し合う鹿で終わったほど
ゆかりが深い動物です。もしかしたら、神の使いである鹿がのり移って、
私にフリーペーパーを書かせたのかも!?と思うくらい(笑)
運命的な出逢いでした。

「奈良鹿コレクション」は、ことのは山房が撮りためた
鹿の写真を集めたもの。群れていると、みんな同じように見える鹿ですが、
それぞれに個性があって、見飽きないかわいさがあります。
自分や知り合いに似ている鹿も見つかるかもしれませんよ。

修学旅行以来、奈良に行っていないという、そこのあ・な・た!

大人になった今こそ、ゆっくりと奈良鹿と戯れてみてはいかがでしょう?
都会では味わえないゆったりとした時間の流れを感じられるし、
人種や老若男女問わず、どっしりと受け入れてくれるオープンマインドの
奈良鹿の姿は、私達に何かを教えてくれるはずです。



命名:愛をささやく鹿

木々の間で、仲良くキスをしながら、愛をささやく2頭の鹿。思わずシャッターを押す手が、止まってしまうほど平和で美しい光景でした。「ランチョンマット通信」の最終号の表紙を飾った思い出深い一枚。


命名:剥製じゃないよ鹿

遠くを見据えた目、微動だにしない立ち姿、やけにリアルな毛並み…生きているのに、なぜか剥製に見えちゃう鹿ちゃんです。小学校の理科室に飾られていそうだな~と思ってしまうのは、私だけでしょうか。この「剥製じゃないよ鹿」は、夜中になるとピカーッと目が光り、小学校の校庭を猛スピードで走り回るという七不思議があるとかないとか・・・




命名:セレブな大物女優鹿

鼻筋の通った凛とした顔立ちと、ニホンジカ離れしたナイスバディで、ハリウッド映画からのオファーが絶えない大物女優鹿です。夜景のキレイな奈良公園ヒルズで年下の正統派イケメン鹿と仲良くシバを食べているところをパパラッチされたそうですが、この堂々とした風格で、熱愛報道のインタビューに「ノーコメント!」を通したそうですよ。さ・す・が・大物!


命名:かい~の鹿

夏毛へと生え変わる時期のせいもあってか、後ろ足や口先を上手に使って、かい~のポーズをしている鹿が多かったです。体が新体操の選手のように柔らかいので、ビックリ。上の写真の子は、ちょうどいい切り株を見つけたらしく、一心不乱にかいていました。思わず手を伸ばして、かいてあげたくなっちゃいますね。



命名:潤んだ瞳のアイドル鹿

まん丸の潤んだ黒い瞳が愛らしい、アイドル鹿ちゃんです。鹿せんべいで誘い出し、ようやくブロマイド風のアップ写真を撮れた執念の一枚。よ~く見ると、黒いまつげがびっしり生えているんですよ。眉毛はカットせずに、長めの無造作ヘアー!?にするのが今の流行なんですって。アイドルといえども、人間に媚びすぎない清純派な感じが好きです。


命名:ハートの美尻鹿

ふわふわの白い毛が魅惑的な、美尻鹿。神のいたずらか、その毛はハートの形をしているではありませんか。あの美しいお尻から、丸くてコロコロの物体が出てくるのかしら?と思って見ていたら、あらビックリ!あのコロコロが誕生する瞬間をライブで目撃してしまいました(苦笑)。美しい鹿に見とれるのはいいですが、コロコロを踏んでしまわないように、足元にはくれぐれもお気をつけあそばせ。


命名:ぺったんこ鹿

「な~んもやるきね~」という声が聞こえてきそうな、超脱力系鹿です(笑)。顔から地面にひれ伏した独特のぺったんこポーズは、3年かけてやっとたどり着いた、究極のリラックスポーズなのだとか…。


命名:正統派イケメン鹿(別名:ヨン様鹿)

鹿せんべいの誘惑に負けることなく、常にカメラ目線&モデル立ちで、観光客の期待に応えてくれる正統派イケメン鹿です。見てください!この鍛えられたボディ、清潔感ある毛並み。そして、よく手入れされた丸みのある角を。包容力のある優しいまなざしといい、まさに、男鹿の鏡ですね~。ヨン様好きなお母様世代に、モテモテでした。