2010年12月18日土曜日

この世にはびこる、時間泥棒。

昨夜のことのは茶屋(気まぐれ談話室)のつづきを書いてみます。


   Money < Time  「金より時なり」

   自分のために、じっくり時間を使うこと、
   大切な人のために、じっくり時間を使うことは、
   とても贅沢なことになってきている。


というのが、「贅沢って何ですか?」と聞かれた時の私の答えでした。
そして今日のテーマは、その大切な時間を奪い、奪われる
「時間泥棒」のお話です。


私は、世の中の大半のイライラ、怒り、不満の原因の多くは、
時間泥棒が関わっていると、にらんでいます!!



例えば小さな時間泥棒は、電車遅延や待ち合わせの遅刻など。
せいぜい数10分位なので、そんなに痛手にはならないですね。
遅刻も連絡さえしてくれれば、時間もつぶせるし。

でも、長期間にわたっての時間泥棒は、ジワジワと人を
むしばむ危険があります。例えばお母さんが子供や家族の
ために費やす家事、育児の時間。

ここには愛情が絡んでくるので、本人は時間泥棒されている
という被害者意識がない場合もあるでしょう。子供や夫も、
やってくれるのが当たり前だと思っていると、時間を奪っている
自覚がないと思います。それゆえタチが悪い(笑)

それから、仕事において上司や現場の指揮をとるリーダーが、
的確な指示が出せないために、部下やチームのメンバーに
無駄な仕事や残業をさせるというのも、
時間泥棒のうちに入ると思うんです。
(私は仕事で時間泥棒されて、よく怒っています!!!)


そして、究極の時間泥棒は、戦争。


これは短期であれ、長期であれ被害は深刻です。
家族と食事をしたり、音楽を聴いたり、友達と遊んだり・・・
そんなごく当たり前の幸せな時間を、簡単に奪ってしまうから。


人種や性別、年齢が違えども、
みんなに平等に与えられているのが1日24時間。
時間は細切れの「命」と言い換えることもできます。


だからこそ、時間泥棒はできるだけしない。そしてさせない。
という意識が大事!みんなが平和に生きていくためには、
相手の時間を思いやる気持ちがベースにないと
ダメだよねということです。


相手につけこまれて、時間泥棒をさせ放題にしているという
ことは、自分自身を傷つけている行為なんだと思います。


そうならないためにも、境界線をちゃんと作って距離をとるとか、
時間を無駄に奪われないように、相手と交渉することも大事です。
そこの部分をギクシャクするからとか、めんどくさいとかの
理由で逃げている人も多いけどね。
でも、不満や怒りが爆発するのも時間の問題でしょう。

あまり話しすぎて、私が時間泥棒になるといけないので、
今夜はこのへんでお開きにします(笑)

では、また!