パパが休みだったので、息子の生まれて何度目かになる「断髪」を行った。まだ床屋に行けるほど、じっと座っていられないので、もっぱら家でのママカットである。
(断髪についての補足:わが家では、女の子に間違われる回数が増え、耳に髪があたってかゆがるようになったら、そろそろ髪を切ろうかというタイミングになる。「散髪」ではなく、「断髪」とあえて書いたのは、いいえ女の子じゃないんです!と断りを入れる意味での散髪だからである。)
本当はゴミ袋をかぶせて、服に髪が落ちないようにして切りたいのだが、拒否されてしまった。なので汚れるのを覚悟で、パジャマのまま断髪となった。
新聞紙を床に広げ、子ども用の小さな机といすに息子を座らせ、手前にはジャック・タチの『トラフィック』という車がいろいろ出てくる映画のDVDをかけて気をそらせる作戦をとった。
それでもハサミを見ると怖がりポロポロ泣くので、隣にパパに座ってもらいなんとかカットを始める。さらに大きい鏡をパパに手で持ってもらい、右側を切る時には、左側に鏡を移動させて息子の視線をそらせ、パチパチと髪を切るのだ。
手でよけようとしたり、急に動いたりするので、ついつい焦ってバサッと切りすぎてしまうのが悩みだ。ママカットは、なかなか難しい。
一番の難関は、”もみあげ”と“えりあし”。
自分の前髪を切るくらいしかしたことのない私は、ついつい直線切りをしてしまうので、いつもぶかっこうになってしまう。一応たてにハサミを入れてすいて、なじませようとは努力するのだが・・・・・・。
そうそう、子どもの髪の毛で不思議なのが、後頭部の一部の髪だけがチリチリに逆立ちこんがらがることだ。
保育園で働いていた時にも、時々マンガの『ドラゴンボール』に出てくる、スーパーサイヤ人のように髪の毛がチリチリ系になる子どもがいたなぁと思い出す。
息子は気に入らないことがあると、キーキー奇声をあげるタイプなので、髪がチリチリなるのかもしれない。自然現象のひとつとして、受け入れている。
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