去年のクリスマスに、ばぁばサンタにお願いしたのがアトリエモックというメーカーの木のオモチャ『くるくるスロープ』だ。
1977年発売のロングセラー商品らしい。木製の4色のボールと、4色の車と、連結車があり、スロープを上から下へ転がしていくというとてもシンプルな遊びだが、それぞれに走るスピードや落ちる時の音が違うため、飽きずに目で追って遊んでしまう。
親子教室に通っているシュタイナーの幼稚園では、これに似た木製のスロープがあり、殻に入ったクルミを転がして遊んでいるのだが、家では秋にたくさん拾った「どんぐり」が大活躍している。
ずんぐりむっくりとした大きめのどんぐりは、コロコロと不思議に回転し、時に止まりながら落ちてくるのがかわいらしい。どんぐりは、ひとつずつ転がすのもいいが、団体様で転がすのもにぎやかでおもしろい。止まってすぐつまるので、ボールや車を転がして後ろから押してあげるというワザもあみだした。
くるくるスロープの遊びは、童謡でおなじみの『どんぐりころころ』のリアル版といった感じだ。
1歳9ヵ月の息子は、童謡のCDに入っているこの曲が気に入り、歌が始まると他の遊びを中断してオーディオの前に駆け寄り、腰をふりふりしながら踊っている。今夢中になっているくるくるスロープの遊びと歌の内容がリンクして、自分の気持ちにぴったり寄り添う音楽がみつかったことがうれしいいのだろう。童謡の歌詞やリズムというのは、本当によくできているなぁと感心してしまう。
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